Jivamukti YogaPhilosopher
2025.Jun.08
Day 114: 75h Teacher Training in Dusse (Day6-10)


5月にDusseldorfで開催された
Jivamukti Yoga 75h Teacher Trainingの後半のことを

前にも書いたように中盤がなかなかハードで
覚えることも多い、やることも多いのが
このTTの特徴の一つですが


最後の2-3日は講義自体は少なめ

その代わりに受講者同士がグループを作り
指導する人
アシストする人
練習する人
に分かれて

1フレーズが終わったら
ローテーションするといったふうに
もうとにかく
練習、練習、練習
Practice, Practice, Practice!!!


私はJivamukti Yoga以外にも
色んなTTを見たり受けたりしてきていますが
(RYT200とかね)


ここまでTT中に
自分が動かないと学べないTTに
出会ったことがないです
途中で体調を崩す人や
ついていけなくて悩む人も
そんな時に
途中で場のモチベーションが下がったなと
感じたGlikeria先生がいきなり音楽をかけだして


飛んだり跳ねたりして
リフレッシュ:)
これが意外と効果がある

だいたい疲れたりやる気がなくなってくるのは
物理的に動いていないから
変化させていないから
この6月のジヴァムクティヨガの
月のテーマでもあるスートラ2章33番でも
言われていますが
“vitarka-badhane pratipaksa-bhavanam”
現状を変えたかったら逆のことをしたらいいです
動いてなかったら動けばいいし
動きすぎてたら止まればいい

環境を変えることがあなたの心の在り方を変えると
はっきり本で示されています
TT中のこの一コマはまさしくこの
スートラを体現したもの
基本的にジヴァムクティヨガのTTは
ヨガ聖典に書かれている通りに
ことが進んでいきます
だから受講すればもうヨガ哲学を
生きたこの身体で実現したも同然
やっぱり凄いプログラムです

最終日は筆記試験があり


いよいよ午後は修了セレモニー

Glikeria先生がお花でこんなに素敵な
曼荼羅を作ってくれました

ろうそくに火を灯して





修了証書が1人1人に渡されてます
皆んな本当に本当におめでとう:)

私のApprenticeのChiemiさんが
用意してくれた”たい焼き (Taiyaki)”
クリシュナの周りに群がるたい焼き笑
何ともシュールな日本とインドの
コラボレーションです
皆んな多分食べたことなかっただろうけど
“美味しい美味しい”と喜んで食べてました

Chemiさーん良かったね;)

セレモニーはスタジオのもう1人のオーナーでもある
Helene先生もかけつけてくれて


全員でキールタンを
(アンコールもありプラスで2曲!)


そして最後にみんなで集合写真

1人1人の努力と献身に感謝
皆んな、本当に本当におめでとう!!!
いつも何かをやり遂げた時に想うのは
私がヨガ指導者としてここまで来れたのは
私を必要としてくれる人がいたから
そしてそれに見合うような自分であれるよう
準備してきたから

必要とされない場所や環境には
そもそも行くこともできないし
続くご縁も無い
皆さんの今までの人生に
当てはまるかどうかはわかりませんが
私は今までの自分の生き方を振り返ると
他者から与えられ
それに感謝して真摯にやってきたことの方が
長く続いていて
自分から掴みにいったものほど長くは続かない
もしくはいつのまにか終わってしまっている
ことの方が多かった
つまり
招待を待ち
そして歓迎されたことを一生懸命やる人生を
精一杯生きてきたように思います
あとはその招待をその時完璧な形で
受け取れるよう
自分なりに準備しておくこと
整えておくこと
そのために使う時間やお金に妥協しないこと
荒削りでもいいから
今までよりも洗練させておくことで
より多くのチャンスやご縁が
他者からやってくる人生でした

実はつい先日プライベートなことで
わりと大きな失敗をしたのですが
反省点としては
“招待を待つ”法則から少し
脱線してしまっていたから
私は私にとっての心地良い法則を守らなかった
だから失敗したのかな、と
成功することも失敗することも
コインの表裏と同じ
どちらも今世で経験するもの
成功しなければ失敗の悔しさはわからないし
失敗しなければ成功した時に
泣くくらい喜ぶことはできない
スートラの意味をよくよく理解しているおかげで
“負け”は素直に認めて次に進んでいる
自分がもういます
我ながら潔くて笑
でもこのリズム感が私は好き
1番私らしい笑
そして今はまだことが起きたばかりだから
まだ”負け”だと思っている自分も
素直で可愛いなと思う
きっと時が経てば”勝ち”だとも”負け”だとも
思わなくなる
そんな風に思える自分になるまでが
ある意味楽しみでもある
聖典に書かれた通りに生きるって
迷いも間違いもないなー
コインには表も裏もあるけど
どちらも結局は一つのコイン


TTが終わったあとは


アメジストを握りしめて

シャガールの展覧会を見に行きました





母が彼の作品が好きで
実家には”青いサーカス”のレプリカがあります




第一次・ニ次世界大戦中の激動の中
愛する人を書き続けた彼にも
コインの表と裏が見えていたのかも

電車に揺られて

Parisに帰ってきました

私のストーリーをちゃんと見てくれている
人ならよくわかるであろうこのお店

ゴミ箱にこんなに積み上げられた
フランスパンを見ても何も思わなくなったのは
この街に慣れた証拠か
慣れることは非日常を日常にする
でもコインの法則だと
日常から非日常に戻ることが怖くなる
表か裏だけ見ていたいという気持ちが
強くなってしまうと
コインは両面あって一つだ、ということを
忘れてしまう


今はもう疎遠になってしまった
青春期に同じ病で苦しんだ経験がある
ある先輩のお姉さんが
“ゆりちゃん、若い頃の失敗は買ってでも
した方がいいよ”
“その経験があなたをますます強く、そして
優しくさせるよ”
と言ってくれたことを思いだしました
必要なタイミングで忘れかけていた
潜在的な想いは浮かびあがるものなんだな

サンジェルマンが優勝して
街中が大騒ぎだった翌日に


遠出して受けにいったのは
Slimanのサイクリングクラス

最高にカッコいいクラスだった:)
気晴らしにピッタリ!!
また受けよう


引き続きParisでの指導は続きますが
私はどの街にいても
他者の気持ちがわかる人でありたいと思った

その人にとっての最良へと導くことができる人
Yuri